ハッカー集団「キルネット」とは
「キルネット」ってご存知ですか?
ここ最近、ニュースで聞くようになりましたよね。
悪いニュースですが・・・
2022年9月6日頃から日本へのネット攻撃が始まったみたいです。
「キルネット」とはどんな集団なのか調べてみました。
キルネットとは
2022年の始めに組織されたロシアに拠点を置くウクライナ侵攻を支持しているとみられるハッカー集団です。
ロシアのウクライナ侵攻を支持しており、それに対して経済制裁を行った国に攻撃を仕掛けているようです。
日本政府が行っているウクライナ対応とロシアの措置
日本政府は「ウクライナの味方」というニュアンスですが、では日本政府がウクライナに何をしているのか私は具体点に知りません。
「ウクライナのバレリーナの方が日本に避難してきた」というニュースは見たことがありますが、あまりニュースでも詳しく発表されていないような気がします。
※知らないのは私だけかもしれませんが・・・すいません。
そこで外務省のサイトを覗いてみると
「日本政府のウクライナ情勢に関する対応」
のページがありました。
日本はウクライナと共にあります
- JAPAN STANDS WITH UKRAINE-
- ロシア軍によるウクライナでの多数の無辜の民間人の殺害は重大な国際人道法違反であり、戦争犯罪です。断じて許されず、厳しく非難するものです。
- こうした残虐な行為の真相は徹底的に明らかにされなければならず、ロシアは戦争犯罪の責任を問われなければなりません
[ウクライナ国民への支援]・ドローン・防弾チョッキ・ヘルメット・防寒服・天幕・カメラ・衛生資材・非常用糧食・双眼鏡・照明器具・医療用資器材等の提供・3億ドルの緊急人道支援(注)(人道(保健、医療、食料、保護)、復旧等の分野における国際機関等を通じた支援。2億ドルは実施中、1億ドルは表明済み)(注)2014年以来ウクライナに対して18.7億ドルのODAを実施中・6億ドルの財政支援・希望する在留ウクライナ人の在留延長を許可・ウクライナから日本への避難民の受入れ・避難民支援のための物資協力、自衛隊機によるUNHCRの人道支援物資の輸送協力、医療・保健等の分野における人的貢献その他にも「金融」「貿易」「査証」などの措置があります。
日本政府はウクライナ国民への支援、金融措置、貿易措置、査証措置等と数々の対応をしっかりしているのですね。
これらの日本政府の対応に対して、ハッカー集団「キルネット」はロシアに敵対的だとみなしてサイバー攻撃を行っているのです。
キルネットのサイバー攻撃方法
代表的な攻撃が「DDoS攻撃」と言われています。
DDoS攻撃とは
ウェブサイトやサーバーなどに複数のパソコンから大量のデータを送りつけ、サイトやサーバーを機能停止に追い込む攻撃です。
攻撃を受けた国は、
ルーマニア/モルドバ/チェコ共和国/イタリア/リトアニア/ノルウェー/ラトビア/ アメリカ/日本
ハッカー集団「キルネット」とはのまとめ
サイバー攻撃は、戦争なのですね。
サイバー戦争とも言い、インターネットでコンピュータ/サーバに対して攻撃する行為なのです。
50人ぐらいの小さな村であれば紙の台帳で情報を管理できるかもしれません。
しかし、人口1億2478万人の我が国では大量の情報を紙の台帳で管理できないのです。
そのためにコンピュータ/サーバでの情報の管理はとても重要になります。
敵はこのコンピュータ/サーバの機能停止や不正操作、情報の窃取など幅広く行います。
たとえば、諸外国では金融機関のシステムや原子力発電所の制御システムの機能不全を引き起こすサイバー攻撃が発生しているのです。
銀行でお金が下せない。停電など、私たちの生活がストップしてしまいます。
でも、私たちの生活では、「サイバー攻撃」はチョットしたニュースなのです。
水面下では大戦争が行われているのですが・・・
政府に対しては警視庁、防衛庁(自衛隊)が防衛をしてくれています。
頑張っていただきたいですね。