ホワイトハッカー(Ethical Hacking)が絶対に守らないといけないこと

ホワイトハッカーの知識座学,法律

法律の順守

ホワイトハッカー(Ethical Hacking)として守らないといけないことは沢山ありますが、絶対に守らないといけないものの一つに「法律」があります。

たとえば、スポーツにしても自動車の運転にしてもルール/法律がありますよね。これらを守ることにより安全を守り、安全に生活できることになります。

ハッキングを日常生活に例えると

  • 他人の家に勝手に入っちゃダメ!(フィッシング)
  • 他人の家の表札を勝手に壊したらダメ!(Dos攻撃)
  • 他人の家に勝手に入って落書きしちゃダメ!(ウエブサイトの改ざん)
  • 爆弾を作って他人の家に投げ込んじゃダメ!(電子メール爆弾)
  • 他人の家に勝手に入って自転車を盗んだらダメ!(Dos攻撃)
  • 他人に不正な物を送っちゃダメ!(マルウェア、コンピュータウイルス)
  • 人気のあるスーパーとまったく同じ建物、同じ名前のスーパーを作り、お客を人気のあるスーパーと勘違いさせて誘導してクレジットカードで商品を売っちゃダメ!(SEOポイズニング)

これと同じことをインターネットの世界でもできてしまうのです。

当ブログでも、セキュリティやネットワークの学習として「ハッカーが使う技術」「ハッカーが使うアルゴリズム」などをわかりやすく掲載する予定です

法律を破ると

ハッキングの技術を自分のパソコンで試すことは「誰にも迷惑をかけない」ので問題はありませんが、上記の日常生活のように他人で試し、他人に迷惑をかけることは法律を破ることになります。(※自分のパソコンで試す方法については別途説明しますね。)

これは「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に抵触する可能性があるからです。

(不正アクセス行為の禁止)
第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。

不正アクセス行為の禁止等に関する法律」に抵触すると「違反者は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる」となっています。

(※ほかにも該当する法律がたくさんあります。)

  • 電子計算機使用詐欺罪
  • 電子計算機損壊等業務妨害罪
  • 不正指令電磁的記録作成罪
  • 著作権法違反
  • 電波法違反  など

他人に迷惑をかけないようにルールを守り、スキルを向上しましょうね。