ドローンとAIとセキュリティの恐怖
「部屋とワイシャツと私」・・・みたいなタイトルになってしまいました。(古いですね。)
東京オリンピックの開会式みましたか?
国立競技場の上空でドローンが「東京オリンピックの市松模様エンブレム」が立体的に映し出され、そして「青い地球」に変形していました。
1824台のドローンが飛んでいたのです。
びっくりしましたね。ドローンでこんな事が出来るなんて・・・
数年後には「AIドローン」が法整備が整った上で当たり前のように飛んでいると考えます。
ドローンとは
無人の小型のラジコンヘリコプターを指します。また、無人の小型のラジコン潜水艦もドローンと言われています。
ドローンは英語でミツバチの雄バチと言う意味があります。ハチの羽が擦れ音の「ブーン」がドローンのプロペラの回転する音と似ているため「ドローン」と言う説があります。
※「AIドローン」とはAIが制御するドローンのことです。
人間が飛ばすのではなく、スケジューリングすれば、あとはAI(人工知能)がドローンを飛行させて目的を達します。
- 郵便、宅急便
- 警察
- 消防
- 自衛隊
- 出前
- 撮影
- 農業
- 建築(計測)
- 環境整備
- セキュリティ(警備)
などにドローンが利用されています。
ドローンはオモチャとは異なり、「国土交通省」の「航空法」でしっかり飛行ルールが定められてます。
今回の法改正により対象となる無人航空機は、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」です。いわゆるドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等が該当します。
意外と簡単に扱えるドローンですが、しっかりしたルールを守る必要があるということです。
AIドローンのメリットとデメリット
メリットは
・上空を飛ぶので目的地に短時間で向かうことが可能。
・危険な場所に簡単に行くことができる。
デメリットは
・人間の仕事が無くなる。
などと言われます。
でも、本当のデメリットはこんなものではないと考えます。
AIドローンは戦争兵器
中国、ロシア、アメリカなどが「ドローンを軍事転用」して「殺人ドローン兵器」を30年ぐらい前から考えているそうです。
NHKスペシャル「AI戦争 果てなき恐怖」で説明がありました。
殺人ドローン兵器とは、目的地までドローンを飛ばして攻撃や自爆をすることです。
無人の特攻隊です。これほど怖いものはありません。
そして、恐ろしいことに「殺人ドローン兵器」は既に完成して利用されているのです。
今はGPSなど利用して攻撃したり、もっと恐ろしいのは、個人の携帯電話の電波を追ってピンポイントで兵士を攻撃することもできるそうです。
日本には「憲法第九条」がある
日本は「戦争はしない」「軍隊は持たない」
よって「殺人ドローン兵器」を持つことは無いと考えますが、「殺人ドローン兵器」が来た時に「防衛」しなければなりません。
対応案(私が勝手に考えたことですが)
- 防衛ドローンを使って「殺人ドローン兵器」を攻撃する
- 殺人ドローン兵器をハッキングして機能を停止させる
- 妨害電波やGPSの情報を攪乱させてドローンを海に墜落させる
などがあげられますが、
この対応案は、使い方を間違えれば「サイバー攻撃」になるのです。
たとえば、宅急便のドローンを全て墜落させる可能性があると言うことです。
ちなみに
フランス海軍は2022年に「攻撃ドローン迎撃レーザー砲」戦艦に設備するそうです。
イスラエル発では、「ドローン破壊レーザー光線」
フランス海軍は2022年に「攻撃ドローン迎撃レーザー砲」戦艦に設備するそうです。
イスラエル発では、「ドローン破壊レーザー光線」
トルコの軍事メーカーSTM社では同社が開発している攻撃ドローンKarguを初めてトルコ国外の友好国に輸出したそうです。
AIドローンのまとめ
AIドローンは使い方によっては便利でもあり、危険でもあります。
ビジネスで使われる「AIドローン」はすぐそこまで来ています。
「AIドローン」の利用は新しい仕事になります。
やはり、一番に考えないといけないのは
「防衛」でドローンをどのように利用するか考える必要があります。
平和に便利に使うためにいろいろ勉強したいと思います。