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Claude Mythos時代とは何か?家庭のWi-Fiを守るくろちゃん(第7回/全11回)

黒ネコが学ぶClaude Mythos時代に備えるセキュリティ

ある日の夜、くろちゃんはスマホで動画を見ていました。

くろちゃん

白猫先生、家のWi-Fiって便利ですね。スマホもパソコンもテレビも、全部インターネットにつながります。

白猫先生は、にっこりうなずきました。

白猫先生

そうだね。Wi-Fiはとても便利だよ。でもくろちゃん、Wi-Fiはただの電波ではないんだ。

くろちゃんは首をかしげました。

くろちゃん

ただの電波じゃないんですか?

白猫先生は黒板に大きく書きました。
 家庭のWi-Fi = 家のインターネットの玄関 
 
Wi-Fiは、スマホ、パソコン、ゲーム機、テレビ、プリンター、スマート家電などをインターネットにつなぐ入口です。
もしこの入口が弱いと、知らない人が勝手に使ったり、家庭内の機器に近づかれたりする危険があります。
 
くろちゃんはびっくりしました。

くろちゃん

えっ、Wi-Fiって家の中のものだから安全だと思っていました。

白猫先生は言いました。

白猫先生

家の中にあるから安全、とは限らないよ。玄関の鍵を開けっぱなしにしていたら、家の中でも危ないよね。Wi-Fiも同じなんだ。

今回のテーマは、「家庭のWi-Fiを守る方法」です。
難しい設定を全部覚える必要はありません。まずは、家庭でできる基本の確認ポイントを学びましょう。
 ※イメージです。

Wi-Fiルーターは「家の門番」

 くろちゃんは質問しました。

くろちゃん

白猫先生、Wi-Fiルーターって何ですか?

白猫先生は答えました。

白猫先生

Wi-Fiルーターは、家の中のスマホやパソコンをインターネットにつなぐ機械だよ。たとえるなら、家の門番だね。

Wi-Fiルーターは、家の中の機器と外のインターネットをつなぐ役割をしています。
たとえば、次のような機器がWi-Fiにつながります。
・スマホ
・パソコン
・タブレット
・ゲーム機
・テレビ
・プリンター
・スマートスピーカー
・防犯カメラ
・エアコンなどのスマート家電
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

思ったより、たくさんつながっていますね。

白猫先生はうなずきました。

白猫先生

そう。だからWi-Fiルーターを守ることは、家の中の機器を守ることにつながるんだよ。

 もしルーターの設定が弱いと、知らない人がWi-Fiを使ったり、機器の情報を見ようとしたり、危険なサイトへ誘導されたりする可能性があります。
だから、家庭のセキュリティでは、まずWi-Fiルーターを確認することが大切です。
 
 

最初に確認するのはWi-Fiのパスワード

 白猫先生はくろちゃんに聞きました。

白猫先生

くろちゃん、家のWi-Fiのパスワードは安全かな?

くろちゃんは答えました。

くろちゃん

えっと……ルーターに最初から書いてあったものを、そのまま使っています。

白猫先生は言いました。

白猫先生

それが必ず悪いわけではないけれど、確認は必要だね。

Wi-Fiのパスワードは、家のネットワークに入るための鍵です。
この鍵が弱いと、知らない人に使われる危険があります。

危ないWi-Fiパスワードの例

次のようなパスワードは避けましょう。
・12345678
・password
・00000000
・家族の名前
・誕生日
・電話番号
・住所の一部
・短すぎる言葉
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

覚えやすいパスワードほど危ないことがあるんですね。

白猫先生は答えました。

白猫先生

その通り。Wi-Fiのパスワードは、家族だけが知っている長めのものにしよう。

 安全なWi-Fiパスワードの考え方

安全なパスワードにするには、次のポイントを意識します。
・長めにする。
・予想されやすい言葉を避ける。
・家族名や誕生日を使わない。
・他のサービスと同じパスワードにしない。
・紙に書く場合は安全な場所に保管する。
Wi-Fiパスワードは、むやみに人に教えないことも大切です。
 
 

ルーターの管理画面も守ろう

 くろちゃんは質問しました。

くろちゃん

白猫先生、Wi-Fiのパスワードを強くすれば、それで安心ですか?

白猫先生は首を横に振りました。

白猫先生

もう1つ大事な場所があるよ。それがルーターの管理画面だよ。

ルーターには、設定を変更するための管理画面があります。
この管理画面では、Wi-Fiの名前、パスワード、接続している機器、セキュリティ設定などを確認できます。
つまり、管理画面はルーターの「操作室」のようなものです。
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

操作室に入られたら、設定を変えられてしまうんですね。

白猫先生は答えました。

白猫先生

そう。だから管理画面のIDとパスワードも守る必要があるんだ。

管理画面で確認すること

・初期パスワードのままにしていないか。
・簡単な管理者パスワードにしていないか。
・管理画面に外部から入れる設定になっていないか。
・管理用のパスワードを家族以外に教えていないか。
特に、管理者パスワードが「admin」「password」などのままだと危険です。
 
Wi-Fiのパスワードと、ルーター管理画面のパスワードは別物です。
この2つを混同しないようにしましょう。
 
 

Wi-Fiの暗号化を確認しよう

 くろちゃんは聞きました。

くろちゃん

白猫先生、Wi-Fiの暗号化って何ですか?

白猫先生は、黒板にこう書きました。
 暗号化 = 通信の中身を他人に読みにくくする仕組み 
 
Wi-Fiでは、スマホやパソコンとルーターの間で情報が飛び交っています。
暗号化は、その情報を守るための仕組みです。
たとえるなら、普通の手紙ではなく、秘密の文字で書いた手紙にするようなものです。
 

確認したい暗号化方式

家庭のWi-Fiでは、できれば次のような安全な方式を使います。
・WPA2
・WPA3
古い方式であるWEPは安全性が低いため、使わないようにします。
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

WEPは古い鍵、WPA2やWPA3は新しい鍵、というイメージですね。

白猫先生はうなずきました。

白猫先生

そうだね。ルーターの設定画面で、暗号化方式を確認してみよう。

もし古いルーターで安全な暗号化が使えない場合は、買い替えを検討することも大切です。
 
 

Wi-Fiの名前にも注意しよう

 くろちゃんは言いました。

くろちゃん

白猫先生、Wi-Fiの名前は好きな名前にしていいんですか?

白猫先生は答えました。

白猫先生

好きな名前にしてもいいけれど、個人情報を入れないほうがいいよ。

Wi-Fiの名前は、SSIDと呼ばれます。
スマホやパソコンでWi-Fiを探すときに表示される名前です。
 

 避けたいWi-Fi名

次のような名前は避けましょう。
・家族の名前
・住所や部屋番号
・電話番号
・会社名や学校名
・個人が特定されやすい名前
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

Wi-Fiの名前も、周りから見えるんですね。

白猫先生は答えました。

白猫先生

そう。だから、名前だけで誰のWi-Fiかわかるようにしないほうがいいんだ。

 Wi-Fi名は、覚えやすくても、個人情報を含まない名前にしましょう。
 
 

ゲストWi-Fiを使おう

 くろちゃんは質問しました。

くろちゃん

白猫先生、友だちが家に来たとき、Wi-Fiのパスワードを教えてもいいですか?

白猫先生は答えました。

白猫先生

場合によるね。できれば、ゲストWi-Fiを使うと安全だよ。

ゲストWi-Fiとは、家族用とは別に、来客用として使えるWi-Fiです。
 
たとえば、家族用Wi-Fiにはパソコン、スマホ、プリンター、スマート家電がつながっています。
そこに来客のスマホも同じようにつなぐと、家庭内の機器と同じネットワークに入ることになります。
 
ゲストWi-Fiを使えば、来客用の入口を分けられます。
 

ゲストWi-Fiのメリット

・家族用Wi-Fiのパスワードを教えなくてよい。
・来客用に別のパスワードを設定できる。
・家庭内の機器と分けられる場合がある。
・一時的に使わせやすい。
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

家の奥まで入れずに、玄関横の客間だけ使ってもらう感じですね。

白猫先生は笑いました。

白猫先生

とても良いたとえだね。ゲストWi-Fiは、まさにそんな考え方だよ。

 
 

ルーターのアップデートも大切

 くろちゃんは言いました。

くろちゃん

スマホのアップデートは第6回で学びました。ルーターにもアップデートがあるんですか?

白猫先生は答えました。

白猫先生

あるよ。ルーターにもファームウェアという中身のソフトウェアがあるんだ。

ルーターのファームウェアには、あとから問題点が見つかることがあります。
それを直すために、メーカーが更新を出すことがあります。
 

ルーター更新で確認すること

・自動更新がオンになっているか。
・メーカーのサポートが続いているか。
・管理画面で更新状況を確認できるか。
・古すぎるルーターを使っていないか。
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

ルーターも放置してはいけないんですね。

白猫先生は答えました。

白猫先生

そう。ルーターは家の門番だから、門番が古い装備のままだと危ないんだよ。

長年使っている古いルーターは、メーカーのサポートが終わっている場合があります。
その場合は、新しいルーターへの買い替えも考えましょう。
 
 

つながっている機器を確認しよう

 白猫先生はくろちゃんに聞きました。

白猫先生

くろちゃん、家のWi-Fiに何台の機器がつながっているか知っているかな?

くろちゃんは考えました。

くろちゃん

スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機……あれ?全部はわかりません。

白猫先生は言いました。

白猫先生

それはよくあることだよ。でも、時々確認することが大切なんだ。

ルーターの管理画面では、接続している機器を確認できる場合があります。
 

確認したいこと

・知らない機器がつながっていないか。
・使っていない古い機器が残っていないか。
・家族のスマホやパソコンを把握しているか。
・スマート家電が増えすぎていないか。
 
くろちゃんは言いました。

くろちゃん

知らない機器があったら怖いですね。

白猫先生は答えました。

白猫先生

その場合は、Wi-Fiパスワードを変更したり、接続している機器を確認したりする必要があるよ。

家のネットワークを守るには、何がつながっているかを知ることも大切です。
 
 

Claude Mythos時代とは何か?家庭のWi-Fiを守るくろちゃんのまとめ

 家庭のWi-Fiは、スマホやパソコン、テレビ、ゲーム機、スマート家電などをインターネットにつなぐ大切な入口です。つまり、Wi-Fiは家のインターネットの玄関であり、ルーターは家の門番です。
 
まず確認したいのは、Wi-Fiパスワードです。短すぎるもの、誕生日、家族の名前、電話番号など、予想されやすいものは避けましょう。また、Wi-Fiのパスワードだけでなく、ルーター管理画面のパスワードも大切です。暗号化方式は、できればWPA2またはWPA3を使い、古いWEPは避けます。
Wi-Fi名には、名前や住所などの個人情報を入れないようにしましょう。来客には、家族用のWi-FiではなくゲストWi-Fiを使うと安全です。さらに、ルーターのアップデートや、接続している機器の確認も忘れてはいけません。合言葉は「Wi-Fiは家の玄関。パスワード、暗号化、更新、接続機器を確認しよう。」です。